fbpx

AKB 峯岸みなみさんの整形疑惑に喝❗を入れる

更新日:

ネットやテレビで芸能人・有名人の整形疑惑がしょっちゅう取り上げられます。私自身もブログで何回か取り上げて、いますが、反省の意味を込めて今回は峯岸みなみさんは整形はしていない❗と強く、彼女の整形疑惑を否定します。

芸能人の整形疑惑が騒がれるけど⋯。

アイドルは小・中学生時代の写真を持ち出されて「昔と比べてこんだけ顔が変わった❗」と大騒ぎされる傾向があります。そのソースが芸能人の画像を集めてアクセス数稼ぎ目的でしかない素人によるまとめブログだったりします。

画像

http://netallica.yahoo.co.jp/

ネット上で整形疑惑❗と言われている峯岸みなみさんの場合、中学生時代と今で大きく違っているのは、まぶたが一重か、二重か?ということです。

一重まぶたを二重まぶたにする方法は整形とは限らない❗

今回の峯岸みなみさんの整形疑惑ですが、一重まぶたなのか、二重まぶたなのか、って結構判断が難しいのですよ❗子供時代は一重まぶたと思っていた人が、大人になって会ってみたら二重になっていた、なんてことも起こりがちです。子供の時は骨格も出来上がっていませんし、子供特有のぽちゃぽちゃ感があり、特に上まぶたは皮膚自体が薄いために全体に腫れぼったく見えることがあります。

有名な人です(嘘)さんはTwitterを使っています___峯岸みなみテレビで整形してないって言ってたけど絶対整形してるだろ_http___t_co_nWrKbu3EgD_

http://matome-narve.hatenadiary.jp/

花粉症の時期に目をこすりすぎて3重まぶた、4重まぶたになってしまう人もいますし、逆にくっきりした二重まぶたが一重まぶたに見えてしまうこともあります。

さらに「アイプチ」という優れた美容グッズもあり、美容整形のプロであっても写真判定で「この人は一重まぶたを二重まぶたに整形した」と断言することは不可能な場合が多いのです。せめて動画であれば瞬きした状態をじっくりと見極めることで、整形疑惑の判断ができる場合もありますけどね。

今回の峯岸みなみさんの場合、もともとは奥二重であり、少女時代にアイプチを使用していたけど、大人になって骨格が定まってきて、まぶたの皮下脂肪もすっきりしたため、二重になった、という解釈が順当と考えます。

一重まぶたを二重まぶたにする美容整形の方法は2つ

今、美容整形で一重まぶたを二重まぶたにする場合、切らないで糸を埋め込む方法が一般的です。切って二重まぶたにする場合は、術後の腫れも目立ちますし、内出血(医学的には皮下出血)が起こりやすいために敬遠されます。

また、切ってしまうと「この二重の幅をあと0.1ミリ広げてほしんだけど」なんてリクエストに答えることもできません。一方、切らないで糸を埋め込む方法で二重まぶたにした場合はやり直しも簡単にできますし、料金的にも比較的安価ですから、治療を希望される方が増えています。

数代前の隣国の大統領が眼瞼下垂の治療をしてくっきり、ぱっちりの二重になったことを記憶されている方もいると思います。あの大統領の場合、明らかに眼瞼下垂の治療で副次的にな効果として二重まぶたになったのです。眼科領域の他の疾患、例えば「逆まつげ」を治療する場合、一重まぶたを二重まぶたにすれば、逆まつげによる障害は解決します。こんな場合も整形した❗っていうんでしょうか?

整形と化粧の違いとは⋯!?

人体にメスを入れて、つまり切って美容系の治療をした場合を美容整形と呼び、レーザー照射などで切らないで治療した場合も美容整形って呼ぶんでしょうか?あるいは歯並びを矯正したら、それは純粋な治療であって、美容整形ではない?さらに八重歯を抜いた場合、抜けてしまった歯をインプラント治療した場合も美容整形でしょうか?化粧の場合は寝る前に落とすことができるから、美容整形とは大違い、って一瞬感じます。でも、なかにはアートメークによってアイラインを強調している人もいます。落ちない化粧と考えられるアートメークは美容整形???

女性が美しくなろう(もちろん男性でもいいんですけどね)という気持ちをもう少し大きな気持ちをもって接してみてはどうでしょうか?芸能人は演技や歌唱力も評価の基準ではありますが、見た目も大事ですので、彼女・彼らが「綺麗になったらファンが喜ぶ」という気持ちでメイク方法を変えたり、美容整形をしたり、アイプチを使用したりしても、興味本位で騒ぐのはもうやめませんか?

もちろん、私自身もその風潮に乗ってしまった時期があったことを大いに反省しています。今回のAKB48峯岸みなみさんの美容整形疑惑は否定します❗

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

Affiliated Medical Institutions

主な提携医療機関

一般診療
診療日
月・火・水・金
9:30~12:30/15:00~18:30

土 9:30~12:30
休診日
木・日・祝
受付時間
9:00〜12:15/14:30〜18:15

泌尿器科・内科・発熱外来

フリーダイヤルがご利用になれない場合は03-5721-7000

美容診療
診療日
月・火・水・木・金・土
10:00~18:30

※完全予約制です。ご予約はお電話ください。
休診日
日・祝
受付時間
10:00〜18:30

美容外科・美容皮膚科

フリーダイヤルがご利用になれない場合は03-5721-7015

© 2023 医療法人社団 萌隆会 五本木クリニック