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お昼休憩中にサクッと首のリフトアップしちゃう、当院のスタッフ⋯そんなに気軽で大丈夫かね?

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美容整形というと鼻を高くする手術をしたり、豊胸手術をしたり、中には大がかりな顎の骨を削るものをイメージします。血もでるし、治療後は手術部分が腫れあがるし、包帯ぐるぐるまきです。

当院も美容外科も標榜していますが、なんといっても人気は美容皮膚科です。レーザーでシミを取ったり、ボトックスでシワを伸ばしたり、ピーリングで角質層を取り除いてピカピカの肌にする治療です。一般的には「切らない治療」と称しています。

美容整形とは明らかに違う美容皮膚科

美容外科は切る、美容皮膚科は切らないというとらえ方は間違っていません。マスメディアなどの扱いで今は美容皮膚科ブームは既に過去のものとなり、非常に効果のある美容法的なレベルまで敷居は下がっています。

皆さんの周りでも周囲の人に気づかれないで美容の施術を受けている人は予想以上に多いのではないでしょうか?

画像

http://saisei.yakedo.net/

これは美容外科と美容皮膚科をあわせて美容医療としていますが、いわゆる切る治療である美容外科の市場は縮小傾向にあると先進国では言われています。

昔の美容外科の風景

今から20年ほど前は美容皮膚科という科目はなく、美に対する医療は美容整形のみでした。それも厚生省が認めた診療の標榜科目には入っていなくて、整形外科と名乗りながら小さな字で美容整形と書き加えているクリニックが多かったようです。

その後、美容整形ではなく美容外科という名称が厚生省によって認められ「美容外科」と堂々と標榜することが可能になりました。

一方、皮膚科から派生した美容皮膚科もつい最近までは厚生労働省が認めた正式の標榜科目ではありませんでしたが、やっと治療の多様性に対応するように「美容皮膚科」と名乗れるようになったのです。

まだ昔のイメージを引きずっている私なんかは美容皮膚科の治療であってもじっくりと効果を考えて、リスクとベネフィットを考えあわせて、また料金も慎重に調べてもし結婚しているならご主人の反応を予想したり、治療したことがばれないように工夫をしたり、又はご主人にじっくり相談を持ちかけて「さあ、治療するぞ!」と意気込んで行うものだと認識していました。

今どきの一般女性の考え方

先日ブログでネフェルティティ・ネック・リフトという、多分当院が日本で最初に始めたボトックスを使用して首の弛みやシワを改善する方法を紹介しました。そのブログを読んだ当院の一般診療の受付を担当しているスタッフ(既婚・子供有)がお昼の休憩中にサクッと治療してしまったのです。

ネフェルティティ・ネック・リフト前

私はあまり気づいていなかったのですが、今となっては結構たるんで二重あごのように見えます

このスタッフがお昼ご飯を食べた後、一瞬美容担当医師と消え去ったと思ったのは知っていますが、その日は早上がりの日だったので、何事もなかったかのように「お疲れ様でした、お先に」とかいって帰っていきました。

常勤スタッフではありませんので、数日後このスタッフがまた美容担当医師と「凄ーい!」「ホントに❗」なんて大騒ぎをしていました。

何事が起こったのかと、私が尋ねると自分の首を突き出して「院長、この効果凄くないですか?」なんて言い出しました。何のことか理解できなかった私は何が「凄いんだよ?」と当然尋ねると、上記の写真と今の状態を見比べろとのことでした。
その時のスタッフの状態です

ネフェルティティ・ネック・リフト後

確かに「凄ーい!」結果になっています。首の弛みも無くなりほっそりした首になっています。簡単に首のラインを改善できた症例ですので、写真に記録をするように指示をしました。

スタッフに聞いてみた

Q「ご主人に相談したの?」A「首だからあまり気づかないと思って相談はしていないです」
Q「痛みは心配しなかったの?」A「患者さんでネックリフトをやった人は全然痛がっていませんでしたから」
Q「治療後腫れたり内出血したりしなかった?」A「全然、だって院長が言ってるじゃないですか、ダウンタイムがほとんどないって」
Q「周りの人の反応は気にならなかった?」A「友達に首周りがスッキリしたと言われたので、ボトックスを使用したことを教えましたよ。今度その友人も来るかもしれません。宣伝しておきました!」

こんな感じであっけらかんとしたものです。治療したことを隠すこともしなければ、ご主人に気づかれても堂々と治療したことを宣言するそうです。つまり、美容皮膚科の治療は一般の主婦と言われる人にも全く抵抗感はないのです。

女性の場合、綺麗になったことを評価してもらって一番うれしい相手は、女友達とのデータもあります。こそこそ隠れて治療を行うことは「美容皮膚科」ではないのです。

もちろん当院に勤務していることによって安全性は確認しているでしょうし、クレームもないことをしっているので安心感と信頼度は確保しているのでこのように「昼休み中にサクッと治療」が可能なのかもしれません。

そういえば近年になって当院の事を「美容のかかりつけのクリニック」とか「私の美容の主治医」なんて表現をする方が増えてきています。美容室に行って髪型を変えたり、カラーリングする程度の気軽さで美容皮膚科を利用している患者さんが急激に増えているようです。もちろん当院だけの現象ではないでしょうけど、中にはレベルの低い医師がいることも否定はできません。

美容皮膚科、切らない治療といってもまずは信頼のおけるクリニック・医師を見つけることが重要だと思います。もしも、美容の主治医をお探しでしたら当院もその候補にあげていただけると幸いに存じます。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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