体:多汗症

日常生活に支障をきたす汗の量

汗を出す組織には、アポクリン腺とエクリン腺があります。これらの汗腺から出た汗が皮膚についている細菌によって分解されると特有なにおいを発生します。汗のにおいが気になる方はもちろんいますが、においよりも汗の量が多く、服に汗ジミができて困るという人も多いのです。一般的に前者をワキガ、後者を多汗症といいます。

交感神経の失調が多汗症の原因

汗は、交感神経からの指令で出ますが、交感神経が失調すると、体温の上昇とは関係なく、汗が過剰に出てしまいます。多汗症は、主に、手、足、腋の下、顔などに発汗し、日常生活に支障を来すほどです。あまりにも多くの汗をかき、衣服などに染み出てしまうと、仕事でお客さんにあったりする機会の多い人は、それだけで滅入ってしまい、精神衛生上もよくありません。

当クリニックのおすすめ治療法

簡単に治療:ボトックス

交感神経からの発汗指令を止める働き

※同じ症状でも、カウンセリングによって提案する治療法が変わる場合もあります。ここでは、代表的な治療法をご紹介しています。

効果の持続性に合わせて定期的に注射が必要です。

ボトックスは、ボツリヌス菌がつくり出すA型ボツリヌストキシンという天然のタンパク質を有効成分とする薬です。ボツリヌス菌を注射するわけではありませんので、ボツリヌス菌に感染するといった危険性はありません。様々な研究の結果、このタンパク質のごく少量を汗が多く出ている部分の皮膚に直接注射すると、汗腺からの多量の汗の分泌がおさまることがわかり、医薬品として利用されるようになりました。

ボツリヌス菌毒素を安全に加工した医薬品を注射します

薬の効果は2、3日~2週間で現れ、通常4~9か月持続します。その後、時間が経つにつれて徐々に効果が消失し、神経の働きが回復してくるため、注射前の状態が再び現れてきます。よって、効果を持続させるためには、定期的に注射を続けていく必要があります。

このような症状に有効です

わきなどの多汗症

症例写真/治療体験

32歳女性
私は学生の頃よりすごい汗かきで、服に汗染みができて人目が気になったり、汗のにおいが周りの人に不快感を与えているのではないかと心配で、いつも拭き取りシートを持ち歩いて一日に何度も拭いたり、ひどいときは、下着も2、3回替えたりと手間が大変でした。
そんな時、ボトックスの治療があると知り、思い切って治療を受けてみました。すると、一週間くらいでみるみる汗の量が減り、あれほど悩んでいたのがうそのように、快適な毎日を送れるようになりました。効果の持続期間は半年くらいだそうですが、傷跡になることもなく、短時間で終わる治療なので定期的に続けようと思います。


ボトックス治療の流れ

※こちらは標準の治療の流れです。
※具体的な治療は個人によって異なります。
 詳しくは直接医師やスタッフよりご説明いたします。

  1. STEP1

    まず診察にて、ボトックス治療の適応があるかどうか判定を行います。

  2. STEP2

    ボトックスの適応があると判断され、治療をご希望の場合は同意書にサインをいただきます。

  3. STEP3

    わきの発汗部位をマーキングします。

  4. STEP4

    マーキングの範囲に均等にボトックスを注射で注入し、終了です。

治療後も、ご質問・ご心配事ありましたらいつでもお問い合わせください。

注意事項

  • 入浴

    当日から可能です。

  • 飲酒・運動

    当日は飲酒、激しい運動、注射部位(わき)のマッサージを控えてください。

  • 治療できない方

    他の病気が原因で多汗症状がでている方/全身性の筋肉の脱力などの病気の方/妊娠中・授乳中の方/ボツリヌス毒素に対する過剰反応体質の方

※不明点・不安点は、どのようなことでも医師にご相談ください。
※治療患部の大きさ、深さ、質などにより治療回数が異なる場合もあります。

Q&A

ボトックスについて、よくある質問はこちらをご覧ください。

費用

ボトックスの費用はこちらをご覧ください。
※クレジットカードで、分割払い・ボーナス払いもご利用いただけます。

徹底的に治療:剪除法(手術)

多汗症を引き起こすエクリン汗腺を切除

*同じ症状でも、カウンセリングによって提案する治療法が変わる場合もあります。ここでは、代表的な治療法をご紹介しています。

多汗症とワキガの併発に対する治療

ワキガに対しておこなわれる外科手術です。したがって、ワキガの原因であるアポクリン腺を切除するほか、エクリン腺と毛根も除去します。重度の多汗症の場合は、ワキガを併発している場合が多く、この手術がおこなわれます。

皮膚を薄く削ぎ落とす高い技術

通常、剪除法は、多汗症のみの場合にはあまりおこなわれない手術です。その理由は、多汗症を引き起こすエクリン汗腺は、皮膚の浅い部分にあるため、切除には皮膚を薄く削ぎ落とす高い技術が必要となるためです。当クリニックは熟練した医師が手術にあたるため安全で確実な治療を提供できます。

このような症状に有効です

  • 多汗症を徹底的に治療

症例写真

準備中

剪除法の治療の流れ

※こちらは標準の治療の流れです。
※具体的な治療は個人によって異なります。
 詳しくは直接医師やスタッフよりご説明いたします。

  1. STEP1

    当院の専門医がカウンセリングをおこない、患部を評価して、治療方法を決めます。

  2. STEP2

    剪除する範囲をマーキング

  3. STEP3

    局所麻酔

  4. STEP4

    ワキのしわに沿って2〜3cm切開して、肉眼で皮膚の裏側を確認しながら、アポクリン汗腺とエクリン腺を、直接はさみを使って、丁寧に取り除きます。

  5. STEP5

    ワキの傷がきれいに治るように、圧迫固定を3.4日行う。
    1週間後に抜糸。

治療後も、ご質問・ご心配事ありましたらいつでもお問い合わせください。

注意事項

  • 入浴

    1週間はシャワー浴のみ。

  • スポーツ

    激しいスポーツは2〜3週間後

  • アルコール

    2、3日控える

  • 治療できない方

    妊娠・授乳中/力仕事(腕をあげる仕事)は1週間お休みできる方のみ

*不明点・不安点は、どのようなことでも医師にご相談ください。

Q&A

剪除法について、よくある質問はこちらをご覧ください。

費用

剪除法の費用はこちらをご覧ください。
※クレジットカードで、分割払い・ボーナス払いもご利用いただけます。