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「足がつる」こむら返りを一発で治す方法を見つけました❗検証済みです。

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足がつる(こむら返り)のはツライです。寝ているときや運動中に起きることが多いこむら返り。突然ふくらはぎがつったり、頻繁に足がつる人へ、一発で治す方法をお伝えします。

原因はさまざまなコムラ返りですが

夜中に突然襲って来る「こむら返り」いわゆる「足がツル」症状の治療法として決定的なものは無いとされています。治療・予防が難しいといわれる医学用語でいうところの「筋クランプ」、正式には「腓腹筋痙攣」英語だと「Muscle spasms of triceps surae」とか「Muscle cramps」とか呼びますが、ふくらはぎが急激に縮む現象です。でも、あるんだなあ治療方法が。

深腓骨神経ブロック」という治療を行うと当院の場合、例外無く効果がありました。

この治療法を行っている某整形外科病院の院長の話によると

腰椎変性疾患に伴うこむら返りで日常生活に支障が出ていた患者32人に対し、この深腓骨神経ブロックを実施。結果、全例でこむら返りの発生頻度が1カ月に1回以下に減少した。「1度行えば数カ月間、効果が持続する」

とのことでした。私の場合、家族とスタッフで「こむら返り癖」になっている人を対象に治療をしたんですが

当院の場合、治療効果は100%でした。

もちろん私が治療すると言うプラセボ効果もプラスとなっている可能性は否定できませんので、一般の患者さんには行っておりません、ゴメンナサイ。この治療の基本手技は神経ブロックなので専門は整形外科またはペインクリニックになると思いますが、「そんな方法は聞いたこと無い」というような頭の固い医師も多いかもしれません。

足がツルのが大きな病気の前兆という場合

神経ブロックというのは痛い場所の神経を麻酔薬で麻痺させて辛い症状を取り除く治療と思ってる人も多いのですが、本来は局所麻酔薬によって神経の緊張を取り除き、縮こまっている血管を拡げて血流を良くして症状を改善させるのが目的です(もちろん麻酔効果を期待して使用する場合もあります)。なんで専門外の私が神経ブロックによる「足がつる」という症状に対してこのようなブログを書いているかというと、ウェブ上の情報が足がつる原因に対するものが多く、治療法も確実に効果があるものが明記されているものは少ないと感じたからです。さらにNHKの例の「ためしてガッテン」が2012年4月に「痛ッ!足がつるに隠れた危険な病とは?」なんて番組を流したためです。

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この番組を見た人やググってこのNHKのサイトを見た人が足がつることが命に関わる怖い病気の前兆ではないかと心配して来院される場合が多いのです。当院スタッフも足がつることを心配して近所のクリニックから大病院まで通院してどうみても不要と思われる検査を繰り返していたようです、私が裏技を知っていることを知らなかったために。

こむら返りは色々な治療法がありますが、これでほとんど一発で治りますし、治りました❗

こむら返りを起こしやすい病気として糖尿病があります。血液透析中や妊娠中にも多くの人が足がつる症状がでるといわれています。また持病として高血圧、椎間板ヘルニア、脊椎狭窄症の方にも多く見られます。

足がつるメカニズムは細胞内のカリウムイオンとナトリウムイオンのバランスが崩れることによっておきますし、脳の命令系統のアンバランスでもこむら返りは起きてしまいます。ストレッチが唯一医学的にエビデンスのある予防法と言うか、治療法ですが運動前に十分にストレッチを行ったスポーツ選手でも足がつってしまう状況を目にすることがあります。この場合は急激な筋肉の運動量に電解質の神経伝達システムがついて行けなくなるためと説明されています。

漢方薬の芍薬甘草湯は「急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛」つまり「こむら返り」への処方の保険適用になっていますので主治医に処方された方も多いのではないでしょう。

でも、効果ありましたか?

その他には筋肉を弛緩させる薬とてんかんに使用される薬が処方されますが効果は⋯・です。毎日足がツルわけではないのに薬を飲み続けることに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、この「深腓骨神経ブロック」は一回の治療で効果は数ヶ月と非常に優れた裏技的治療法だと思います。

町医者の裏技って捨てたもんじゃないでしょ

今回のこの治療法は私がむかーし、むかーし研修医として麻酔科を回った時の知識と鍼灸師の太衝(たいしょう)というツボの考えをプラスしたものと、医学雑誌にチョコット掲載されていた前述の整形外科医の記事を総合的にあわせたものですので、多分整形外科の専門医にはバカにされて「エビデンスを提示しろよ」と言われると思います、でも民間療法でも少なくともしゃっくりの止め方はおばあちゃんの知恵の勝ちです。

医療関係者は足がつる原因と神経の関係をよーく考えて見て、さらにウェブ上にもヒントはありますので、ご自分で勉強してくださいませ。なんせ私は麻酔も整形外科も専門でもありませんけど、現時点では症例数は数例ですが効果は100%です。

なおこの治療法を医師専用の雑誌に発表していた病院のサイトを見てみると「こむら返り専門外来」とか記載がなかったので、あえて病院名は明記しませんでした、そこの院長もひょっとすると裏技として温存している可能性がありますので。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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