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マラドーナが整形❗失敗ではないけど、オバさんになって「ママドーナ」!?

更新日:

お騒がせ、でも、なんだかいい奴っぽい、マラドーナが美容整形を受けて若返りを図ったことが報道されています。

今回のマラドーナの美容整形騒ぎを写真上で見る限り

マラドーナの整形手術の最終目標はオバさん?

と思えるような仕上がりになっています。

衝撃的なマラドーナの整形手術、果たしてその結果は⋯なぜオバちゃん?

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下記のドイツのビルトのオンライン版より

南米のテレビでマラドーナが出演したことに対して、ドイツの新聞ビルト紙は「Diego sieht jetzt aus wie MAMAdona」⋯「ママドーナ」とからかっています。

マラドーナはどんな整形手術を受けたのか、じっくりと検討してみます。

マラドーナがフェイスリフト手術をしたことは間違いありません

マラドーナといえば、ラテン気質の喧嘩っぱやく、情熱的、悪さもするけど結果も残す、私的には好感度大のアスリートです。今回のオバさんマラドーナの写真を見たとき、整形手術云々より、ピアスならぬ「オバさん御用達的イヤリング」が気になって気になって仕方がありませんでした。となると最終的な目標は

マラドーナのの整形目的は単なる若返りか、それともオネエか?

という点に絞られてきます。美容外科的あるいは美容皮膚科的にいじったと思われれる部分ごとに考えてみます。

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NAVERまとめ

まず

両ほほや下まぶたが全体的に引き上がり、たるみが取れ、法令線やマリオネットライン、ゴルゴラインが浅くなって若返っている

ことがわかります。顔全体が重力の働き、そしてコラーゲンの減少等により、年をとるとたるんできます。これを解消したかったために、マラドーナが受けた美容整形手術は

耳介周囲切開によるフェイスリフト手術 ・下眼瞼切開による下瞼のたるみ取り手術

が一番有効的で効果のある方法です。日本人と比較して、欧米人は傷跡が残りにくい(実は一般の方はまず不可能ですが、プロが見れば分かるレベルでマラドーナもフェイスリフトの手術をした跡があります)、という特徴がありますので、ハリウッドセレブと呼ばれる方々もわりと気軽に行っています。当院でも男性(そういえば南米出身者が多いぞ❗)でフェイスリフトを行う方が増えていますので、費用対効果としては一番オススメの美容整形手術です。

美容整形後のマラドーナ、なにが違和感を与えてしまうのか?

マラドーナはたるみやシワを解消するために、フェイスリフト手術は間違いなく受けています。ここで気になるのは

なぜ、マラドーナは唇を厚くし、赤くしたのでしょうか?

唇が赤々としていると、健康的に見えます。もともと唇が不健康な色合いをしているわけではないマラドーナがなぜ、赤々とした唇にしたのか⋯これが「オバさんマラドーナ」と強く印象付けるポイントです。唇をあつめのポッチャリというが、ボッタリ気味にする美容整形はアンジェリーナ・ジョリーの影響で希望する女性が殺到した時期がありました(今は完璧下火ですけど)。ヒアルロン酸を注入することで簡単にポッチャリした唇にできますので、ヒアルロン酸を入れたんでしょうね。ビルト紙では「美容整形の影響で唇が腫れた」的なことが書いてありますが、色についての記載は見当たりません。

ある種のレーザーを唇に当てると、血行がよくなり「赤みのある健康的な唇」にすることは可能です。しかし、この整形手術を受けたマラドーナの唇の状態を見ると口紅を使用しているか、あるいはアートメイクで赤色を入れたかとしか考えられない色です。

明らかに若返ったマラドーナ、エイジングケアとしては大成功、でもやっぱりオバさんっぽい

体重の変化の多いマラドーナ、一時期は麻薬使用疑惑もでましたので、太っていたマラドーナがそのせいで激やせすることは十分予想されます。逆にストレスが大きい彼が反動的に過食に走ることも考えらえます。そこはスーパースターですから、常に見た目を大切にして、貧相に見えるくらいに痩せたら食事を見直すでしょうし、激太りしたら運動や食事療法を取り入れるはずです(麻薬はお使いにならないことを祈ります)。

今回、シワやタルミに対してフェイスリフト手術を行ったマラドーナに拍手したい気持ちは当然あるのですけど、唇の赤さとイヤリングが非常に気になってしまいます。男性ホルモンに対抗するホルモン注射(具体名は避けます)をある種のがんの治療に使用すると、色艶もよく、ふくよかで卵肌になることは、泌尿器科の医師なら経験していますよね(私、実は専門は泌尿器です)。もしも、マラドーナが性転換方向に走っているのならホルモン注射をすることも考えらえますし、豊胸なんかもするかもしれません。

ひとさまの嗜好にケチを付けることもありませんが、主目的がエイジングケアだとしたら、唇方面への治療は余分です。あのマトリックスの監督ウォシャウスキー兄弟の兄ローレンス・ウォシャウスキーが今ではラナ・ウォシャウスキーとなり「ウォシャウスキー姉弟」となっているのは有名な話です。

マラドーナの最終目標が「ワールドカップ出場チーム、初の女性監督」という、狙いがあるのならエンターテイナーとしては素晴らしいことだと思います(前述のドイツ語の新聞によると彼女のリクエストで美容整形したんですけどね)。

当院では唇のアートメイクは行っていません(笑)

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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