リデンシティとは数あるヒアルロン酸のひとつです

スキンケア

リデンシティというヒアルロン酸についての解説

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ヒアルロン酸と注入してシワを改善する治療方法も一般的になってきました。以前はコラーゲンが使われていましたが、BSE問題以来シワの治療はヒアルロン酸製剤が中心となって、コラーゲン注射は行われなくなりました。この記事を書いた当時より多種多様のヒアルロン酸が登場しています。

リデンシティとは

これまでのヒアルロン酸は硬めの製品が多かったため、注入を経験不足の医師が行うと凸凹になる失敗が多くありました。また目の下などの薄い皮膚に注入するときの微妙なニュアンスを表現するのが難しかったのです。リデンシティはこれまでのヒアルロン酸にはなかった柔らかさが特徴です。 失敗がなく、患者さんが求めている「うまく表現できないんだけど自然さが⋯」なんてリクエストに答られるのがこのリデンシティなのです。

ヒアルロン酸の種類

深く刻み込まれてしまったシワに対しての、ボトックスの治療は限界があります。簡単に言えばシワしわになったシャツをアイロンで延ばすことはできます⋯これはボトックスで可能です。

しかし、深く刻み込まれたシワは延ばすだけでは無理で凹んだシワを盛り上げないと消すことはできません。この治療には以前はコラーゲンの注入が使用されてきましたが、安全性・持続性の点からいまではほとんどがヒアルロン酸の注入にとって替られています。

ヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在する物質ですので異物反応・アレルギー性反応が起きませんので安全なのです

ヒアルロン酸にも分子の量とかに違いがあってそれぞれの特徴がありますので今回は持続が長く細かいく刻み込まれたシワの改善に使用されるリデンシティについて説明していきます。

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シワを改善する以上の効果がある

シワを改善するだけでなく、皮膚の輝きも取り戻そうなんていう結構都合のいいことをおっしゃる患者さんにはぴったりのヒアルロン酸と言えます。

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これがリデンシティの目指すところです。

ヒアルロン酸のほかに8種類のアミノ酸が入っていて、それらは皮膚の再構築に必要とされているものです。もちろん非刺激性であり非アレルギー性であることは言うまでもありません。

更に痛みに弱い方のために麻酔作用のあるリドカインが含まれていますので、注入時の痛みは考えなくて大丈夫です。当院の経験上男性の方が痛みに弱いので男性もぜひお試しいただきたい治療法です。

アミノ酸:グリシン、リジン、スレオニン、プロリン、イソロイシン、ロイシン、バリン これらは皮膚の再構築と細胞の再生に役立ちます

抗酸化剤:グルタチオン、N-アセチル-L-システイン、アルファリポ酸 これらは皮膚が老化する原因である酸化に対して抗酸化保護効果があります

さらにヒアルロン酸とアミノ酸の一つであるアルギニンを組み合わせることにより皮膚の水分補給まで行います。

上記作用がシワの凹みを改善するだけでなく同時に獲得できるのです

これによって真皮の密度が増すことによってプリプリの肌を手にすることが出来るのです。

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新しい使い方

シワの凹みを治すという考えをがらった変えたのがこの衝撃的な写真です

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フランスのDR Fabien Gisasseran からお借りしました

しわしわがプリプリになっています!

データとしては

紫の△⋯シワの重症度 青の〇⋯水和性 黄の□⋯肌の輝き

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・92パーセントの方が痛みを感じませんでした   当院では更に塗る麻酔の使用で無痛100パーセントを目指しています ・100パーセントの症例で満足しておりリピートを希望しています   上記は多施設の共同研究によります

顔以外にも首などにも使用できる、シワ治療だけでなく美肌改善への可能性を秘めたヒアルロン酸治療の新しい時代の到来を感じさせる治療法です。

2020年6月現在、当院ではリデンシティは取り扱っていません。

桑満おさむ(医師)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ(医師)への相談窓口

0120-70-5929

10:00~18:30※日曜日•祝日は休診

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