ドクター松下ブログ

鼻にプロテーゼが入っている方、異物を抜いて自己組織に入れ替え、自然な鼻に戻す手術のモニターにご協力お願いします。


1980~1990年代に鼻にL型のプロテーゼを入れた方は要注意です。

日本で行われている美容外科手術の中で、まぶたの手術の次に多いのが鼻の手術です。そして、その大部分は異物(シリコン製のプロテーゼ)を使って鼻を高くする手術です。

特に、1980~1990年代にかけては、L型の硬めのプロテーゼを使う手術が主流でしたので、鼻先の皮膚が薄くなったり、穴があいたり、ずれたりといった合併症が多く発生しました。

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これは古いタイプの危険なL型プロテーゼです。

 

五本木クリニックではこのような鼻のプロテーゼによるトラブルを解消する手術を1000例以上手がけてきましたが、圧倒的に多いのがやはりL型のプロテーゼによるトラブルですね。当院で抜いたプロテーゼの実に70%がL型でした。

若い頃に鼻の美容手術を受け、40~50歳頃になっていろいろな不具合が生じてプロテーゼを抜きに来る方がたくさんいらっしゃいます。

プロテーゼを入れた後、年数が経てば経つほど、異物による圧迫により皮膚がどんどん薄くなります。特に鼻先の皮膚が薄くなった方は、単にプロテーゼを抜くだけの手術では鼻先がへこんでしまう可能性が高いため、鼻先に自己組織を移植してへこみを埋める手術も同時に行わなければなりません。

鼻すじの部分は必ずしも組織移植をする必要はありませんが、高さが高めのプロテーゼを入れている方は、抜くだけだと、高さが急に低くなり、鼻の形が変わったのが周囲の人にバレてしまう可能性が高いため、やはり、鼻すじにも自己組織を移植して、もとのプロテーゼと同じくらいの高さをキープする手術を希望される方が圧倒的に多いです。

つまり、鼻の形をそのままキープした状態で、中身だけをプロテーゼから自己組織にそっくり入れ替えてしまうことが可能なのです。

 

以下の写真は実際の症例です。

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左がプロテーゼが入っている術前の鼻です。鼻の形をそのままキープしながら中身だけそっくり自己組織に入れ替えた術後の鼻が右側です。

鼻すじがずれていて、不自然にテカっていた術前の鼻が、自分の組織に入れ替えることで、とても自然な鼻に戻っているのがよくわかると思います。

自己組織移植の場合は移植した組織が本来の自分の鼻と完全に一体化してなじむため、触った感触も自然で、レントゲンにも写りませんし、年をとれば鼻の部分も自然に老化していきます。また、万が一鼻を怪我したとしても、異物が飛び出てくる心配もなく、普通の人の傷が自然に癒えるのと同じように治ります。つまり、何も手術をしていない人の鼻とほとんど同じ状態に戻せるのです。

 

 鼻の修正手術のモニターにご協力ください! (終了しました)

鼻を高くする手術法として、最初に選択する方法は確かにプロテーゼ法がベストですが、異物を埋め込むからには将来起こり得る不具合について知っておく必要があります。

東京大学形成外科講師の吉村浩太郎先生の文献によると、美容整形後の後遺症で悩んでいる方の約7割は埋め込んだ異物が原因だという報告もあります。

しかし、鼻の場合は不具合が生じたとしても、早めに対処して、異物を抜いて自己組織に置き換えればきれいに修正することができます。

このことを多くの方に知っていただきたいのですが、まだ十分に啓蒙されておらず、人知れず悩んでいる方がまだまだたくさんいらっしゃるのが実情です。

そこで、自己組織による鼻の修正手術について、より強力に情報発信するため、実際に手術を受けた患者さんの生の声をできるだけ多くホームページ上で公開できるよう、みなさんのご協力をお願いしたいと思います。

実際に手術を受け、その体験レポートを書いていただけるモニターの方を募集します。

募集条件は以下のとおりです。

対象者:20歳以上の方で、現在鼻にプロテーゼが入っていて、それを抜いて自己組織に入れ替えたいと思っている方

手術可能期間:2015年11月17日~12月26日(ただし、月・木曜日と祭日は除く)

モニター協力内容:鼻のプロテーゼを抜き、自己組織に入れ替える手術を行い、簡単な体験レポートを書いていただきます。レポートは当院ホームページや鼻の修正専門サイトなどに掲載します。ご協力をいただくお礼として、手術料金を40%割引させていただきます。また、鼻の部分のみの術前術後の写真を使用させていただく場合にはさらに10万円割引させていただきます。

手術についての詳細はこちらをご覧下さい。

 

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体験レポートの一例

 

当院は年末は12月26日が最終診療日となりますが、年末~正月休みの間に鼻の修正手術をご希望の方は、12月27日~30日の期間も、手術の予約は可能です。

お仕事をされていたり、人前に出られる機会の多い方が大多数なので、ダウンタイムのことを考えるとある程度まとまった休みのとれる年末が手術時期としては最適ですので、特別に対応させていただきます。

なお、ダウンタイムは短いに越したことはありませんので、当院では麻酔法や手術法に独自の改良工夫を凝らし、手術後3日間ほどあれば、大きな腫れは落ち着き、固定テープをはずして人前に出られる状態に仕上げます。

 

モニターのご協力が可能な方、年末に鼻の修正手術をご希望の方はこちらからご連絡いただければ幸いです。その際、ご相談・お問い合わせ内容の欄に「鼻のモニター希望」とご記入いただけると助かります。

 

 

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