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トンデモ国家北朝鮮のインフルエンザ対策は覚せい剤⁉

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ミサイルをバンバン日本周辺に打ち込んでくるヘンテコ国家北朝鮮ですが、ミサイルや核以外にも世の中の迷惑になる覚せい剤を大量生産していることはご存知の方も多いかと思われます。

そんなデタラメ国家である北朝鮮で覚せい剤は万能薬である、なんてトンデモ話が流布していて

インフルエンザの予防のために子供に覚せい剤を使用している❗

って報道がありました(ちょっと古い記事ですが、インフルエンザ関連キーワードでふらふらしていたらたどり着いたんです)。

いくらなんでも覚せい剤でインフルエンザや風邪を予防できないぞ❗

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脳卒中と心血管系疾患の治療にも効果あると、オッサンたちも覚せい剤まみれのようで

NKジャパンの報道によれば

覚せい剤の煙にあたれば1年間は風邪をひかないと言われている。ある住民は、春と秋にインフルエンザ予防接種の代わりに子供たちに覚せい剤の煙をあたらせろと言うぐらいだ

であり

この情報筋は、北朝鮮住民が覚醒剤を風邪予防のための万能薬と認識しており「脳卒中と心血管系疾患に効果が優れた最高の救急薬と思っている」と語る。

(http://dailynk.jp/archives/56179 より)ってことで

脳梗塞・脳出血・心筋梗塞・狭心症の急性期の治療薬としても覚せい剤は皆々さまに親しまれているようですね

覚せい剤って交感神経系が亢進するのが薬理的作用ですから、血管は収縮して、血圧は上昇し、心拍数も上昇⋯脳卒中や心血管系に対しては火に油を注ぐ状態になるはずなんですけど。国家をあげて破綻の道をまっしぐらの北朝鮮ですが、国家指導者も覚せい剤をご愛用となるとかなりヤバイことになるはずです。

国家指導者が覚せい剤を使用すると、ボタンをポチりしちゃうかも

覚せい剤の薬理作用として、交感神経系が興奮することの他に「多幸感」というものがあります。Wikiに

多幸感(たこうかん、英語: Euphoria)とは、非常に強い幸福感や超越的満足感のことである。脳内で、快楽などを司るA10神経のシナプス間に、幸福感を司る神経伝達物質であるセロトニンが、大量に放出されている状態とされる

と書かれていますので、脳内はお花畑状態の現実逃避。Yahoo!ニュースでは2017年10月14日に前掲デイリーNKジャパンの編集長高英起さんによって「北朝鮮で『餓死者発生』との情報⋯金正恩体制の動揺につながるか」(https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171014-00076747/)との話を伝えています。

北朝鮮は1990年代半ばから後半にかけて、「苦難の行軍」と呼ばれる大飢饉に見舞われた。餓死者の数は一説に100万人以上とも言われるが、少なくとも数十万の単位であることは間違いないと見られる

という悲惨な歴史も国家上層部は覚せい剤乱用で忘れ去っているんでしょうね、多分。北朝鮮の国家指導者等の幹部が覚せい剤の乱用の副作用で死亡を歓迎する人もいるかもしれませんね。しかし⋯

長期連用によって精神的に破綻したら核のボタンをポチり、って命令を出す可能性が出てきちゃいます

(本当は核ミサイルってボタンじゃなくて、キーを回すんだと思います)。

覚せい剤の外需が期待できなから、内需強化??

北朝鮮における風邪やインフルエンザ予防に覚せい剤が使用され、一般市民や国家上層部にまで蔓延している原因は毎日新聞によると

北朝鮮では1990年代に通貨偽造やミサイル輸出と並び麻薬取引が外貨稼ぎの主力といわれた。近年、中朝国境での密輸摘発強化など国際社会の締め付けが厳しくなり、国内での密売が増えたという背景もある

ってことらしいです(https://mainichi.jp/articles/20170823/ddm/001/030/183000c9。どう見ても終わっている感がにじみ出ている北朝鮮、アホな覚せい剤の乱用でいたいけな子供を危険に晒しながらの逃避、核やミサイル以外にも覚せい剤乱用国家として懲らしめるべきなんじゃないかな。パナマ侵攻って前例もあるので、トランプ大統領、ここはひとつやっちゃう可能性もないわけじゃないかも知れません。

著者プロフィール

桑満おさむ(医師)


このブログ記事を書いた医師:桑満おさむ(Osamu Kuwamitsu, M.D.)

1986年横浜市立大学医学部卒業後、同大医学部病院泌尿器科勤務を経て、1997年に東京都目黒区に五本木クリニックを開院。

医学情報を、難解な医学論文をエビデンスとしつつも誰にでもわかるようにやさしく紹介していきます。

桑満おさむ医師のプロフィール詳細

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